3月卓話を開催しました

2025年3月に、公益財団法人西日本シティ財団で『四島コレクション』(元福岡シティ銀行頭取 四島司氏が蒐集された美術品)の保存、管理に携わっておられる清家尚美さんに卓話をいただきました。

清家さんは1987年、株式会社福岡相互銀行(現・西日本シティ銀行)に入行され、秘書室配属となり、現代アートに囲まれた磯崎新設計の本店内で総合受付や副頭取秘書等を務められました。福岡地所株式会社へ出向時は財団法人福岡文化財団職員としてグループ企業の美術品管理を担当され、2015年四島司氏の逝去を経て、西日本シティ銀行広報文化部にて銀行の美術品管理事業および地域貢献事業を担い、現在に至ります。入行時から現代アートに触れてきた清家さんは、『四島コレクション』の記録を残さなければならない、という強い使命感より、この2年間、九州産業大学大学院の博士前期課程に通われ、同コレクションの未研究作品の調査、再評価、データベース化等に取り組んでこられました。

単純な記録にとどまらず、貴重な資料を基に四島氏の生い立ちから、福岡の地における現代アートコレクターの祖となる所以、同コレクションの変遷とその時代背景と・・・美しい物語を聴いているかの語り口で参加者みなアートの世界に引き込まれていました。

「文化を通して地域に貢献する」ことを生涯貫かれた四島氏。その想いを受け継がれた清家さんの今後の研究を会員一同楽しみにしております。

※福岡市赤煉瓦文化館という素敵な会場での卓話でしたが、人数に限りがありサポーターの方優先でご案内し満員御礼となりました。クラブサポーターになっていただくと、当クラブで開催する卓話やイベントなどをご案内いたします。ご興味のある方はお問合せください。