東京パラリンピック柔道銅メダリスト瀬戸勇次郎さんの卓話を開催しました
2022年11月例会時に、昨年度のソロプチミスト日本財団ドリーム賞にクラブ推薦した東京パラリンピック柔道銅メダリスト・瀬戸勇次郎さんを講師にお迎えし卓話を開催致しました。
瀬戸さんは、福岡教育大学特別支援教育教員養成課程研究生で福岡県糸島市出身。
先天性視覚障害を抱えながら、4歳で柔道を始め、修猷館高校在学時には団体戦の全国大会である金鷲旗高校柔道大会に出場。その後、視覚障碍者柔道に転向され、パラリンピック金メダリスト藤本選手との対戦等、大変興味深いお話を伺いました。
2021年5月の国際大会で念願のパラリンピック日本代表に選出されました。
コロナ禍での調整の難しさや東京パラリンピック表彰式での裏話など、ご本人からでなければお聞きできないエピソードも多数あり、会員をはじめ参加者一同に聞き入りました。
また、来年度より筑波大学大学院へ進学されるとのことで、具体的な進路内容や目指される教育者像についても明確な考えをお持ちでした。筑波大学大学院を修了された後には福岡に戻って教職に就かれる予定とのことです。ご自身のキャリアの展望について、前向きに簡潔明瞭にお話しされる様子に、瀬戸様が教鞭を執られる福岡の未来は明るいなと、感じずにはいられませんでした。
現在、糸島の観光大使に就任され活躍の場は広がっていらっしゃいます。
次はパリで金メダルを!
最後に、アスリートとしてまた教育者として夢を拓いていこうと邁進される姿勢に大変刺激を受けました。これからも瀬戸さんの活躍を応援していきたいと思います。