2月卓話を開催しました

2026年2月に、九州旅客鉄道株式会社で人事部長を務めておられる香川美津子さんを講師に迎えて卓話を開催しました。

香川さんは1997年、九州大学文学部(心理学専攻)を卒業後、九州旅客鉄道株式会社に入社され、駅勤務、人事・研修関係、サービス部(現:お客さま満足推進部)等を経験の後、2017年女性初の黒崎駅駅長に就任されました。その後、2019年総合企画本部ESG推進室長、2023年JR九州ファーストフーズ代表取締役社長と、本社だけでなく関連会社の経営も経験され、現在は九州旅客鉄道に戻られて人事部長として約8,000名の社員の人事運営や人事施策を統括されるほか、兼務で障がい者をサポートするJR九州パレットワーク株式会社の代表取締役社長も務められるなど、様々な主要ポストを歴任されています。

また、2013年から2024年まで当クラブに所属し、プログラム委員長や理事会メンバーとして活躍されていました。

今回の卓話では、香川さんが入社されて以来、仕事を通じて培った経験、学びや気づきについて飾らない言葉で語ってくださいました。九州のインフラを支える大企業において、事故や災害という厳しい局面に若い頃から対峙してこられた香川さんが、そこから培った「安全・安心」という本質的な教訓を「鉄道」という本社での業務だけでなく、「食」を扱う関連会社の経営においてもずっと根幹に据えて貫いてこられたこと。人事異動のたびに全く未知の分野に投入され、ベテラン揃いの部下に取り囲まれても、決して知ったかぶりをせず、常に謙虚に誠実に『その場で自分ができること』に専心してこられたこと。そうすることで、徐々に周りの信頼を得て、仲間と共に誰もが安心して働ける環境を整えてこられたこと。

『とっても凄い』ことを『さり気なく』語られる香川さんに、参加者は皆、ぐいぐいと引き込まれて夢中で話に聞き入っていました。これまで香川さんの飄々とした一面しか知らなかったクラブメンバーも、香川さんが大企業の中で大いに悩み考えながら、こんなにもしなやかにキャリアを築かれてきたことを知り、その偉大さに改めて感服させられました。また、卓話後の質問タイムに「管理職一歩手前」のクラブOGが次々と投げる質問に、香川さんがにこやかに答えて彼女たちの背中を優しく押してあげる姿もとても頼もしかったです。

香川さんがこれからも後輩たちに背中を見せつつ、さらにキャリアを積まれていくこと、そして香川さんのような女性管理職が世の中に増えていくことを願ってやみません。

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